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徳島県立文学書道館でのコンサートと祖父の事

先日徳島県立文学書道館でのコンサートを終えました。故郷徳島で演奏できたことを心から嬉しく思います。コンサートには約350人のお客様にお越しいただきました。沢山の方々に聴いていただけて本当に幸せでした。文学書道館の方から後日丁寧にお客様アンケートの内容も送ってくださり、生の声が伝わってきて感激しました。できることならばひとりひとりとお話しし、感謝の気持ちを伝えたかったです。本当にありがとうございました!

コンサート後には大好きな祖父母とご飯を一緒に食べることができ、石井家の知られざる歴史なんかも祖父は話してくれました。

そして東京に着いたとき、母から祖父が急遽亡くなったとの連絡がありました。動揺を隠せず混乱し涙がとめどなく溢れ、羽田空港内で右往左往、つい2日前に一緒にいたのにどうして、と非常に混乱、そんな時姉が「しっかりして!」と僕を叱責してくれました。女性はこういうとき本当に強いですね。すぐにまた徳島に帰る便を予約しとんぼ帰り。お通夜お葬式は滞りなく執り行われ最後のお別れができました。喪主を務めた父のスピーチは一生忘れないと思います。今思うと祖父は僕がウィーンから帰ってくるのを待っててくれたのかなぁと、知られざる石井家の歴史は遺言だったのかなぁ、と感じています。生あるものは必ず死ありといいますが間近で祖父の死に接したとき、僕は祖父のように人生を立派に悔いなく生きていこうと決意しました。

今回の徳島でのコンサート、祖父の事は僕の心に深く刻まれ印象深いものとなりました。来年7月に鳴門市ドイツ館でコンサートの依頼を受けたのでまた故郷に帰ってくることができます!さらにパワーアップして演奏するので是非聴きに来てください。

 

石井琢磨