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5月の思い出深いコンサート

一つ目の写真はウィーン市立図書館でのコンサートです

 ウィーンの聴衆の前でシュトラウス=グリュンフェルドの作品ウィーンの夜会の主題によるパラフレーズを演奏したところ、とても聴衆の反響が良く素晴らしいコンサートとなりました。日本で演奏する際は日本の人たちがよく知っている日本の作曲家を演奏するのも喜んでもらえる一つの要素かなと思いました。

 このホールはLoos-Räumeというホールでアドルフ・ロースという20世紀オーストリアの建築家が住んでいた部屋をウィーン市が保護しホールとして利用、一般公開しています。ロースは『装飾は罪悪である』という先駆的な主張は建築界に波紋を呼んだといわれています。でも画像でもわかるとおり実際見ると え?十分装飾されてない? と思うと思いますし実際僕も思いました。笑 逆にいかにウィーン、ヨーロッパの建築物が荘厳に装飾されていることが感じられると思います。このような歴史ある部屋で演奏できたことは幸せでした。

二つ目の写真はウィーンミッテ駅前で開催された野外コンサートです。

ウィーンミッテ駅は日本で例えるならば新宿駅みたいなものでウィーンの主要駅です。

野外でのコンサートは私自身人生初でした。響かないホールでの演奏はヨーロッパで何度も経験していますが、音が青空に舞っていく感覚は初めてでとても気持ち良かった反面、反響がゼロではなくマイナスという経験は苦労しました。ただお客様が楽しそうに演奏を聴いてくれたり、子供がじっと集中して演奏を聴いてくれたのは嬉しかったです。ホールでの演奏と違ってクラシックに対してライトな客層の人が少しでも興味をもってくれるといいなと思い演奏に臨みました。終演後はブラチスラバから偶然ウィーンに来ていた音楽家に声をかけられ、ブラチスラバでの演奏会ができるかもしれないです。どの本番もどこで誰が聞いてるかわからないので全身全霊込めてしっかり準備して演奏に臨もうと思いました。

 

さて次のコンサートは楽友協会でのトリフォノフのマスタークラスです。全身全霊取り組みたいと思います。

https://www.musikverein.at/konzert/eventid/32548

 

takuma